2025年05月19日 時世の変遷による価値の変化と追いつかない制度
利権構造-文明過渡期の成熟した社会により起こる物欲と権勢欲
現代社会では価値の代替とする貨幣の存在により、金銭を基軸とし収益が生きる糧となっている。
社会が成熟し物が溢れることで、生きる糧を超える物欲が起き、富としてそれを集中させようとする。現代社会に生まれた人間なら、ほぼ皆が持つ当たり前の動機でもある。
多くは動機はあっても、それを実行するアイデア・機会・資本などなくまた、共存や助け合いと言った思考、利己主義は良くないという道徳観などから抑えるものだが、利己主義と権威主義の同居により利己のための構造構築をする者もいる。
物理的な余裕、モノの価値が絶対とされる世情による倫理観・道徳観の腐敗は、熟した果実のそれと同じで甘美である。
性善説による法整備の穴
日本人はその環境と歴史から固有の文化・倫理観・道徳観を等しくしており、それが法に依らずとも治安を維持するなど類例を見ない社会を作り出してきた。
現行法はGHQ草案の憲法に基づくものではあるが、性善説に基づく行いを法制化したに過ぎないものが少なくない。
個人主義が根付いている国などでは社会の維持ができないといっても過言ではないが、特に近年のインバウンドなどによる外国人の来日増加により、法整備の甘さが露呈している。
昭和期の技術立国から観光による外資獲得若しくは観光立国へと舵を切ったことによるが、外国人からすればやり放題の国となっている。
これはインバウンドなどによる外国人誘致をする際のリスク管理をしなかった政府の責任ではあるが、在日朝鮮人に対する特例である通名使用など、スパイ防止法が無いことも相まって日本人を騙る外国人の温床にもなっている。
グローバリズムという名の侵略肯定
グローバル化が叫ばれて久しい、表向きの要旨は異文化共生による文化発展や民族共生による平和である。
しかし現実は自国文化やアイデンティティーまた個人主義を伴い他国・他文化を尊重せずに移り住むことで、衝突を招いているだけである。
国家という民族・文化・倫理・道徳・アイデンティティーによる枠組みがあることから仮に移民となるにしても類似性の高い国・地域へ移り住めば良いのは自明。だが全く異なる国への移住と自己主張は、単に移民という名の侵略行為でしかない。
様々な分野・シーンで国外との接触・融合などは必要ではあるが、あくまでもこうした論理の範疇での話でしかなく、自国の文化・倫理・アイデンティティーを維持したまま他国で生活しようとすれば当然の帰結である。
どの国でもその文化・道徳・倫理を知らない・尊重しない者は歓迎されずまた、差別を叫ぶ者も存在するが、国境は文化・道徳の境界でもあり、それを超えて母国の価値観を声高に唱える者が拒絶されるのは当然の帰結であり、擁護する道理はない。
世界中でも稀にみる一文化承継・単一民族国家の日本であればさらに明白だが、日本の国土・自然、先進性などを侵略により奪い取ろうとせんとする「不法滞在者(*1)」「移民(*1)」「日本での教育を受けていない帰化人(*2)」「法的効力を持たない通名使用による被選挙(*3)」による、治安破壊・文化破壊・人的浸透による政治的乗っ取り・窃盗・国土接収・技術接収、などの危機を起想させるものに遭っており、将来的には日本の乗っ取りをも憂うべき状態でもある。
*1注
川口市、外国人住民4.4万人(2024年、人口7.3%)。仮放免(不法滞在)約700人、就労禁止も解体業で不法労働(NHK, 2024/2/2)。2023年7月病院前騒動(約100人の外国人関与、救急停止5.5時間)、2024年3月暴行、9月ひき逃げ(トルコ国籍逮捕)(産経, 2023/7/30)。刑法犯4529件(2024年、前年比2.5%増)、トルコ国籍検挙56件(1.2%)。
*2注
中国の対日投資200億ドル(2023年、20%増)。首都圏商業用地30%が中国資本(2024年、東京のホテル・ビル)(毎日新聞, 2023/12)。半導体・AI技術流出、2023年中国企業が日本企業10社買収。経済的浸潤が進行。
*3注
在日韓国・朝鮮系議員が通名で帰化隠し疑惑、2023-2024年。埼玉選出の立憲・自民議員が中国寄り発言でX炎上(例:2024/3、議会での親中発言)。証拠はX投稿と議会記録、帰化隠しの確証なし。